クロールでの動きと、それに対応する筋肉を見ていこう。まず、脚の動きから。キックで脚を打ち下ろすときには太腿の前面にある大腿四頭筋が活躍する。水泳選手の体型は美しい。もちろん、この体型は水泳という競技を行うことで出来上がった。
肩にある三角筋、胸の大胸筋、そして上腕の裏側にある上腕三頭筋。そして水中から腕を引き抜くときには広背筋が働く。逆に引き上げるときに使われるのが尻の大臀筋。
キックを1回打つごとに、これらの筋肉が交互に収縮する。上半身はストロークで水をキャッチし、腕を引き下げたときに力を発揮するのが、そして、大事なのが上半身と下半身の力の配分。推進力の8割を上半身が受け持ち、残りが下半身なのだ。さんべんぼう
水泳で逆三ボディを手に入れよう。
ストロークによって肩の筋肉・三角筋が大きくなり肩幅が広くなる。胸も厚くなり、広背筋が大きな背中を演出する。下半身はあくまでしなやかさがウリ。泳いでカラダを作っていこう。
つまり上半身の筋肉は大きな力の発揮で肥大して、下半身はほどほどの力の発揮で引き締まる。スイマーの広い肩幅、厚い胸、しなやかな下半身はこのような理由で生まれるのだ。憧れの体型目指して、さぁ、泳ごう!三便宝