調査機関ピュー・リサーチ・センターは2日、アジア太平洋地域の11カ国で日本、中国、韓国、インドの4カ国への好感度を調査したところ、日本を「好意的に見ている」との回答が71%で最高だったと発表した。
調査は4月から5月にかけて日本、米国、中国など11カ国の約1万5000人を対象に実施。「好意的」との回答は中国が57%、インドが51%、韓国は47%となり、日本の71%がトップだった。
日本への好感度を国別に見ると、マレーシアの84%が最も多く、ベトナム、フィリピン、オーストラリアも80%以上となった。一方で中国は12%、韓国は25%にとどまり、同センターは「歴史問題の対立が反映している」と分析した。
日本、中国、インドの3カ国首脳について、国際情勢に正しい対応ができると「信頼している」と回答した割合は、安倍晋三首相が43%、中国の習近平国家主席は47%、インドのモディ首相は39%で、いずれも50%を下回った。紅蜘蛛
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