いくつか有望なワクチンが開発途中にあるが、いずれもエイズを予防できる可能性を示したもので、エイズを引き起こすウイルス(HIV)感染者を治療できるものではなかった。また、投薬と骨髄移植を組み合わせることで根治できる可能性があるが、まだ本格的な治療に発展できるかどうかは未知数だ。
今回、米オレゴン健康科学大学を中心とした研究チームがエイズを発症させるHIVに似たウイルスを感染させた猿に対して新しいワクチンを投与することでウイルスを体内から長期間除去させることに成功した。この研究成果は8月11日付のNature誌に掲載された。
今回新しく開発されたワクチンは、サイトメガロウイルスという別のウイルスを基としている。このウイルスはもともと各種のヘルペスを発症させることで知られているが、このワクチンでは毒性をなくし、その強い感染性のみを利用して、身体の免疫系に対してエイズウイルスに攻撃するよう働き掛ける。つまり、「ウイルスを以てウイルスを制する」やり方だ。
今後は人間に対しても、同じ方法でワクチンを開発し、HIV感染者に対してテストする予定だという。人間に対するワクチンの安全性や治療効果については未知数な部分があるが、HIV感染とエイズ発症の根治に向けて、この方法は有望な方法だと期待されている。
妊娠中の母親が肥満状態だと、母体にも子どもにも悪影響が及ぶことは知られている。なぜなら、肥満の妊婦は妊娠性糖尿病や子癇前症などになりやすいからだ。しかし、だからといって妊娠する直前にダイエットをしてしまうと、肥満でいるよりも母子ともに危険のようだ。
南オーストラリア大学のキャロライン・マクミレン女史の研究によれば、太り気味の女性が妊娠直前にダイエットをしても、糖尿病のリスクは変わらないどころかその他の病気などの危険性もアップすることが明らかになったそう。これは、妊娠前に太っていたことによりすでに後成的なダメージがなされているためだとか。羊を使った実験では、肥満状態のメスを受精前後のさまざまなタイミングでダイエットをさせたところ、妊娠直前に母親が急激なダイエットをすることで、生まれてくる子どもの代謝が悪くなるとわかったという。
マクミレン女史は、今回の研究を進めることで、太り気味の女性が妊娠を望む際に適切なダイエット時期を知る助けになるだろうとしている。
すごい時代になってきた。なんとオーストリアの研究所が、試験管で人間の“ミニブレイン”を作り出すことに成功! 人間の脳オルガノイドがどのように成長するかを観察することにより、自閉症や統合失調症などの解剖学的な解明に繋がる可能性がある。
この“試験管ブレイン”は、オーストリアの分子バイオテクノロジー研究所により作りだされたもの。彼らは、神経外胚葉と呼ばれる、脳と神経系の構成要素が発達する胚の細胞層を培養。それら組織の断片は、スピニング・バイオリアクターの中で酸素と栄養分を与えられ、脳オルガノイドへと成長した。
その1ヶ月後、このオルガノイドは、網膜、脈絡叢(脳室の中にある髄液を作る場所)、大脳皮質などの、未熟な領域を備えるまでに分化。2ヵ月には、およそ4ミリメートルに達し、実際の脳と比べて非常に小さいながらも、ニューロンが発火する様子が見られたという。
しかし今のところ脳のサイズは関係ない。「われわれの目的は人間の脳の発達段階を分析することだ。それによってモデルを作成し、アニマルモデルで得た知識を人間のものへと応用できれば」と、研究チームのJuergen Knoblich氏は述べている。
同氏率いる研究チームは、脳オルガノイドを使ったモデルで小頭症の原因を突き止めることに既に成功しており、他の発達障害の究明にも期待がかかる。ゆくゆくは実物サイズの脳を研究室で作り出す日が来るのかもしれないが、今の所この培養環境では、一定の期間を超えると脳オルガノイドは上手く成長出来ないらしい。人間の脳はとても複雑であり、それを達成するまでに何年もの月日を要することになるだろうとの事だ。なお、この研究結果は科学誌『Nature』で発表されている。
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風邪で免疫力、抵抗力が低下した結果の合併症として発症した膀胱炎、尿路感染症、膀胱炎、腎盂腎炎、急性腎炎が考えられますが、医療機関を受診して尿検査、超音波検査を行わないと診断も治療もできません。ところが翌日、クラビットでお腹を壊したので病院に行ったところ、前日診ていただいた先生がおらず別の先生に診てもらいました。性別が不明ですが女性の場合は細菌感染の上向性が高い為に重症化しやすいので可及的速やかに医療機関の受診をお勧め致します。
休日の都合で休日外来と平日の再診と二度手間になるかもしれませんが一定期間の抗生物質の内服での治療が必要でしょう。二回目が腎盂腎炎ではなさそうなのでなんとも言えませんが二回腎盂腎炎を繰り返すようなら膀胱尿管逆流などの可能性があるので精査したほうがよいです。腎盂腎炎は膀胱炎などが悪化した場合などに合併しておこすことが多いと思います。性別が不明ですが女性の場合は細菌感染の上向性が高い為に重症化しやすいので可及的速やかに医療機関の受診をお勧め致します。
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