町中で見かけた光景や小耳に挟んだ話が仕事のネタになったりすることはあるけれど、少なくともコンピュータ系の情報ライターであるわたしの場合は、読者に伝えるべき情報の出所はある程度はっきりしているわけだしな。
一見仕事に関係のない行動が実は仕事に直結する、という局面は、まずほとんどないといって間違いない。 ということは百も承知なので、従ってぶらぶら遊んでいる間の心境は、実は非常に複雑だ。よい歳をした大人が、好きな時間に起きて好きな時間に寝るという生活を送るのは、いかがなものか。
と、いったようなことを時々考えるのだけど、しかし会社を辞めてフリーランスになってからかれこれ 5 年、三度めの年男を迎える今現在でも未だに眠けりゃ寝る、起きたら遊ぶ、遊ぶのに飽きたら仕事をするという生活を続けているのだから、これはもう死ぬまでこのままだろうと思う。