東京・靖国神社で爆発音がしてトイレ内から不審物が見つかった事件で、神社内への建造物侵入容疑で逮捕された全(チョン)昶(チャン)漢(ハン)容疑者(27)が、「トイレに時限式の発火装置を置いた」と供述していることが、関係者への取材で分かった。「危険な物という認識はなかった」とも話しており、警視庁は、トイレの不審物について鑑定を進めている。
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公安部によると、トイレ内からはタイマーや電子基板、乾電池などの部品が見つかった。関係者によると、全容疑者は調べに対し、「神社のトイレに行って時限式の発火装置を置いた」と供述。一方で、「危険な物という認識はなかった」との趣旨の説明もしているという。
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全容疑者は9日の逮捕時に「靖国神社で、もう一度爆発物を仕掛けるために来日した」と話していたが、その後は神社を訪れたことも否定。その後の調べに、神社を訪問した目的について説明しているという。公安部は、トイレに爆発物を仕掛けたのは全容疑者とみて、爆発物取締罰則違反容疑も視野に爆発の威力を検証する。