「自分で自分の体を愛してあげて、自分の欲望を知って、それで信頼できる男性に「こうされると気持ちいいんだ」って伝えればいい」。草食系男子は2種類。 ①自己肯定できてる男性。 ②女性の方から愛してもらうのを待っている男性。 ②は「弱虫系草食男子」と呼びたい。そもそもオタクとヤリチンは似ている。ヤリチンは「多くの女性とセックスできる自分」というナルシシズムで、自己肯定してないオタクは「他人より詳しく知ってる自分」というナルシシズムで、自分の心の穴を埋めようとする。
自分に恋する男性をつまらないと感じながら、いい女になろうとがんばりつづける女たちは、ヤリチンの男と精神構造は同じ。ヤリチン男たちは女と「やる」ことで、高慢な女たちは男にさせないことで、相手の心の穴の中に入りこもうとする。自己肯定してないままだと、あなたの心の穴は彼を必要としつづけるから、あなたには彼のヤリチンは治せない。彼に「恋をしている」あなたには、彼のことは変えられない。「好きになった男が、じつはヤリチンだった」のではない。
彼女には最初からヤリチンを好きにならざるをえない心の穴があいていたのだ。「自己肯定していないから、自分を愛してくれない人を選んでしまう」という心の穴が。カラダ目当てなどとよく言うが、ヤリチンは「セックスだけがしたい」のではない。自己肯定してない女性の心の穴の中に入りこみ、愛しもせず、ただ穴の中をひっかきまわして傷つけることを、したいのだ。ヤリチンはナルシストで、自己肯定していない。今の「この程度の女としかやれない」自分に不満だから、常に他の女性にも手を出してしまう。